映画と自動車
アメリカ、イギリスのエンタテインメント小説は、このように巧みにクルマの性格による使い分けがなされています。
いくら中古車情報サイトなどで人気があるとしても・・・
ジェームズ・ボンドの007がミニに乗ったのでは格好がつきませんよね。
映画においてもクルマの選択は、配役の性格づくりに重要な役割をはたしています。
日本にもクルマに大きなこだわりを示す大藪春彦のような作家もいますが、これは例の、「原則を証明する例外」でしかないのです。
20世紀を特徴づけるものとして、自動車のほかに映画があります。
ほぼ同時期2895年、リュミエール兄弟、フランス)に生れたこの2つはきわめて"相性"がよいでしょう。
ともに"動くもの"だからかもしれません。
映画のごく初期から自動車は大切な小道具でした。
ハロルド・ロイド、バスター・キートンといった喜劇役者と自動車とは切っても切れない縁があり、彼らはひたすらクルマで走りまくりました。
カー・チェイスは、はじめから映画の重要なテーマでした。