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2011年11月 アーカイブ

ミツオカの中古車


GM-トヨタ提携は、1983年12月のFTCの同意審決後順調に滑り出しました。


合弁の新会社が資本金2億ドルで発足しました。


新会社の社長は豊田達郎氏がトヨタ側から出て、トヨタ側がコンポーネント供給、新設備の据えつけ、生産管理、部品調達に責任をもつことになっています。


GM側は労使関係や総務関係などに責任を負いながらトヨタ方式の生産システムの修得に努めています。


1984年12月にはスプリンターの改良車GM名称「ノバ」の第一号車がラインオフしました。


現在の従業員数は一直で1200人ですが生産が軌道に乗れば、ニ直で2500人で25万台を生産することになる予定であるといいます。


1985年4月の予定生産台数が月1500台であるので1986年中には25万台生産体制が確立します。


生産された小型車は全量GMのシボレー販売網に供給されました。


この小型車は、ミツオカ 中古車とともに根強い人気を誇っています。


激化する技術革新による競争

合弁の最大の特徴は、他の日本メーカーの現地生産と異なってUAW組合員を採用し、ビッグ・スリー並みの賃金を支払うことを約束したこと・・・


そして、UAWにも日本式生産システム導入についての協力をとりつけていることでしょう。


最終的な労働協約は目下その合意を目ざした折衝が続けられていますが・・・


雇用保証と引きかえに生産性向上のための協力でUAWがどのような譲歩を行うか、その行方が注目されます。


しかし、この提携が今後どうなっていくか、8年経過した後どうなるか・・・


とくにトヨタが単独生産に切替えるかどうかといった問題は、憶測の域を出ないからさておくとして、この提携がもつ意味は、今後の世界の自動車産業を展望する上で見逃すことができないのです。


この提携は、急激な地殼変動を体験した世界の自動車産業に、かつての大規模化成長時代の合併再編成時代が終りを告げ、中古車情報が増え保護貿易主義が強まる中で・・・


自動車メーカーが共存と生き残りをかけた一種の相互乗入れによる相互補完的提携を進める時代に入ったことを示唆しています。


世界の自動車市場が低成長に突入した中で、技術革新による競争はますます激しくなります。


商品開発力と生産技術の優劣が問われ、中長期的なリスクの高い研究開発にも力を注ぐ必要が高まっています。

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