組織改革とその歴史的意義

この時期に、なぜGMがこのような大がかりな機構改革に踏み切るに至ったか・・・


その戦略的狙いはどこにあるのか・・・


これらの点について、機構改革の内容とも照らし合せて検討を加えることにしましょう。


1920年末に、GMが不況下の過剰在庫で倒産の危機にひんし、創業者デュラントが辞任した後を受け継いだスローンは、約4年がかりで事業部制による組織改革を行っています。


彼が事業部制を採用した主たる動機は、5つの中堅自動車メーカーの統合持株会社でスタートしたGMが、管理の全社的統一性と体系性に欠け・・・


各子会社の政策がまちまちであった状態を改め、明確化された統一方針11戦略方針をまず確立することでした。


そして、そのような統芳針のもとで、全社的目標を提示し、各子会社を事業部として、共通の統芳針の枠内で、これに包括的な責任と権限を与えます。


そして、各事業部の分権化による社内競争を推奨して、GMの組織の活性化をはかったのです。


この頃には、まだ今のような中古車検索方法はありませんでしたね。

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